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限定生産 [ウエスコ] WESCO BOOTS Jobmaster ブラッククロムエキセル x バーラップエクスプローラー

WESCO BOOTS 限定生産 ブラッククロムエキセル x バーラップエクスプローラー

2023年3月18日発売された在庫限りの限定生産 即納ブーツ!size 6E~11E

《Horweenブラッククロムエキセルとバーラップエクスプローラーレザーのジョブマスター》

WESCO Japan 初となる限定仕様のJOBMASTERが登場。メインレザーには100年の伝統と歴史を誇るホーウィン社の「クロムエキセルレザー」を採用。クゥオーター部位には、日本において絶大な人気を誇る「バーラップエクスプローラー」を組み合わせた数量限定となる特別仕様のブーツ。生産は終了しており在庫限りのオーダーメイド不可となっている。

この不滅のツートンカラー仕様のジョブマスターは、今から20年以上も前になる 2000~2002年に掛けて主に6インチ丈で製作されていた。バーラップエクスプローラーレザーに、ブラック、レッドウッド、ブラウンを組み合わせたものが多く展開されていたものだ。まだ WESCO Japanが設立される以前の話であり、当時の正規網を通して日本に輸入されていた。

もともと日本において、他のUSメイドのブーツでも人気であるベージュカラーのレザーは、本国アメリカではリアルなワークブーツのレザーとしては、不人気であるが故にWESCO社も2006年あたりだっただろうか? 一時廃止されたのだ。しかし、日本からの熱烈な要望によりあっという間に復活を果たした。





《Designs》
このジョブマスターには バブルトウ木型を採用。つま先の膨らみがあり、トップからみるとBOSSトウよりもややシャープでエッジーな印象を持つ形状。サイドから見ると反り上りが大きいのが分かる。

バブルトウ木型はもともとヒールが高いブーツ専用の木型である。

上記の写真の高いヒールを見ると分かる通り、クレープソールと呼ばれる 4014ソールと、バブルトウ木型を組み合わるには、前後のバランスを調整する必要がある。そのため、ブーツとソールの間にあるミッドソール部分に、半分に削いだ「ハーフミッドレザーソール」を追加して高さを調整している。

下記写真を見ると一目瞭然だと思うが、ブーツの中央あたりからレザーミッドソール分厚くなっている。

念のためにクレープソールを使用したときの一般的な仕様をチェックしてみると、下記の写真のとおりつま先から踵までが一枚のレザーで完成しているのが分かる。これはヒール高の低いソールやクレープソールを選択するときに使用される Lower Heel 用のBOSSトウ木型(65番)が使用されている。
なお、一般的なWESCOブーツで採用されているヒールが高い BOSSトウ木型(9165番)とは異なるので要注意だ。

《ブーツレースとフォルスタンのカスタム例》


標準装備はイエロー系のタンナイロンレースであるが、当店独自で付属させている「レザーレース」に付け替えたり、先端にあるギザギザの「フォルスタン」をバーラップエクスプローラーレザーに変えることで、柔らかい印象となり大きなイメージチェンジをすることが可能。

まずはジョブマスター基本形。つま先にギザギザのあるレザーにイエロータンのナイロンレースを通してブーツに固定させている。これはフォルスタンと呼ばれる飾りのようなものであり「強度を出すため~ 埃の進入を防ぐ~」と言われる場合もあるが、西海岸のワークブーツメーカーの多くが採用しているのが現状だ。

これにオプションであるレザーレースを使用してみる。本来は3,080円であるが、今回に限り EMPTY GARAGE 独自のサービスとして無料で同梱させている。ややクラシックな雰囲気になったのではないだろうか?

次はフォルスタンを標準装備のブラック・クロムエキセルレザーから、サイドに使用されている「バーラップエクスプローラーレザー」に変えてみる。すると、かなり印象が変わる!

最後は、フォルスタンをあえて使わない履き方!

近年、米国WESCO本社、米国ディーラーがINSTAGRAMにアップする写真を見ていると「フォルスタン」を装着しないブーツを見る頻度が上がってきている。実際のところ EMPTY GARAGE では、レギュラートウ仕様のブーツでは、フォルスタンを装着するのはかなり減少した。レーストウトウでもその傾向は増えつつある。

WESCO と WHITE’S のレーストウトウのつま先の違い

EMPTY GARAGE が20年近く正規店として展開しているホワイツブーツの代表的なモデルである「スモークジャンパー」ブーツ。そのホワイツのレーストウトウとジョブマスターのレーストウトウの違いを見てもらって今日のBLOGを〆ようと思う。

写真のとおり ウエスコ JOBMASTER の方が縫い目がつま先近くまできており、さらにフォルスタンも大型になっているのが分かると思う。このつま先の面積は、ブーツのサイズが小さくなるにつれ、小さくなるので、レディースサイズのブーツでは本当につま先が短くなる傾向がある。


レザーレース3,080円を無料サービス。ご注文は下記バナーから!

限定生産 [ウエスコ] WESCO BOOTS Jobmaster ブラッククロムエキセル x バーラップエクスプローラー

WESCO Japan正規品には保証書が付属。13,000~20,000円相当のソール交換保証内容

【当店のアフターサービス】
当店でご購入頂いたWESCO(ウエスコ)ブーツには、ギャランティーカードが付属。保証内容は、初回のヒール交換を無料で行い、初回の全ソール張替えは¥5,000(税抜・送料別)で行う内容。(参考)ヒール交換は通常¥5,000 から、全ソール&ヒール交換は通常15,000円以上かかりため「ギャランティーカード・システム」は大変お得なものとなっている。


【WESCOとは】

WESCO(ウエスコ)ブーツは、熟練職人のハンドクラフトによる155の生産工程、高品質と高機能へのこだわり、型崩れを防ぎながら土踏まずを保護、足への負担を軽減するために、あえて製造に手間のかかる『スティールシャンク』を他のブーツメーカーに先駆けて採用するなど、大量生産に走ることなく、1918年から変わらないクオリティー最優先のたゆまぬ姿勢が、創業当時より多くのハードワーカー達に愛され、現在もタフな職業に従事する男たちや、バイカーの足元を支え続けている。タフな外見とは裏腹に、良質な革素材のおかげで履き心地の良さ(柔らかさ)がWESCOの特徴。 (WESCO本社:米国オレゴン州) 

【EMPTY GARAGE とは】

EMPTY GARAGEは、2024年7月に開店20週年を迎える世界屈指のウエスコ、ホワイツブーツ専門店。ハイクオリティーなアメリカンスタイルを追求するカスタムオーダーブーツを得意とするプロストア。アメリカンブーツのカスタム提案、サイズ計測において23年の実績と経験を持つプロスタッフが、クラシックなアメリカンスタイルから、ストリート、 ハイファッションまで幅広いニーズに対応。
年間100足以上のWESCOブーツを取り扱いしており国内トップの販売店(Wesco Japan直営店を除く)

○ 店舗:福岡市南区大池1-23-8
○ TEL 092-551-0100

○ 店頭営業時間 12:30~18:00(不定休)
○ ご来店予約を事前に頂ければ営業時間外も対応
  対応可能時間 ⇒10:00~12:00、18:00~21:00
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