Empty Garage Order Made Boots Store

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突然!WESCOから生産終了の連絡が…….

2019年4月5日18時少し前・・・・一通のEメールがWESCOジャパンから届きました。

驚愕 愕然!!!!

昨年から EMPTY GARAGE が猛プッシュしていた「Phoenix Boots」が生産終了。

何の予告もなくメール1通で即日終了となりました。

せめて1ヶ月、1週間でも良いから時間が欲しかった。

まだ、注文したいお客様もいたはず・・・

WESCO社はこのところある日突然

この「ブーツ生産終了」この「レザー受注終了」となることが多々あるので、 「その内注文すればいいさ~」と思っていると、もう手にすることができなくなることがある。

「一期一会」 

欲しいと思ったときに注文をしないと後悔することになります。

現在、3足の「Phoenix」を発注しており、それが最後の入荷となってしまいます。全て客注分。

そして、その内1足は EMPTY GARAGE のブーツ。

WESCO Boots 正規ディーラーとなり20年が経過した記念にと、発注した「Phoenix Boots Empty Garage スペシャル」
本当に発注していて良かった・・・・

抜群にカッコイイブーツとして完成してくる日が待ち遠しい。


ダブルミッドソールのレザーに変更あり!

さて、その他の主な変更点としては、「ダブルミッドソール」の厚みとカスタムのバリエーションの削減です。

Vibram100, 100F, 100H などの分厚いラグソールを「ダブルミッドソール仕様」で発注した場合は、

以下のオプションが追加できなくなります。職人の怪我防止や、製造精度の維持などの理由による、縫い付け時の厚みの問題だと思われます。

レザートウキャップ 併用不可
シフトパッチ併用不可
サイドパッチ併用不可

↑ 左のようなダブルミッドソール仕様でトウキャップ付きのブーツを製作することができなくなりました。

左はシングルミッド。右がダブルミッドソール仕様 2010年12月撮影

そして、全てのアウトソールにおいて、ダブルミッドソールで追加するレザーミッドソールが薄くなります!

そもそも、この10年ほどの間、ミッドソールが分厚かったのです。下は2005年、WESCOジャパン設立当初ぐらいのBOSSブーツ。ミッドソールが薄い!! レッドウッド色のBOSSのダブルミッドソールもかなり薄い!

そして、この貧弱だったミッドソールを「 WESCOジャパン」が米国本社に要望して、ミッドソールを分厚くしたのです。

ダブルミッドソール仕様もこんなに分厚くなっていました!
↓ ↓ ↓ ↓

肉厚すぎてステッチを貫通させることができなかった。接着固定のため、使用時にトラブルがごく希に発生していたことも事実。2010年10月撮影
以前の100系アウトソール + ダブルミッドソール仕様(ステッチが貫通していない)
2010年10月撮影

ところが!

昨年あたりから100番系ソールのダブルミッドソール仕様の変更があり、ステッチを本底まで貫通させる一方で、レザーミッドソールの厚みを薄くするという大きな変更がありました。

ソールステッチは本属まで貫通。耐久性は大幅に向上

今後は全てのダブルミッドソールが薄くなります!


今後は、どのアウトソールを使用しましても、ダブルミッドソールのレザーは上記の黒いBOSSブーツのように厚みが薄くなります。もちろん、シングルミッドソールの厚みは今までと変更はないとのことです。2005年ぐらいのブーツのように、シングルでも薄くなることがないことを願うばかりです。この変更は、すでに発注済みのブーツにも適用される可能性があります。

職人の怪我防止や、製造精度の維持などの理由による、縫い付け時の厚みの問題だと思われますので、何卒ご理解下さいますようお願い申し上げます。

ROMEOのハーフミッド仕様が廃盤!

レザーミッドソールが半分だけのROMEOが廃盤になりました!

人気が無かったのか・・・問題が生じたのか・・・・WESCO側から説明がないため分かりません。実際、フルミッドソールで注文される方が多かったので、大きな混乱はないと言えます。

ただし!

フルミッドソール仕様のRomeoブーツ

ROMEOフルミッドソールが 2,000円値上げ

ベース価格が2,000円値上げとなり、69,800円から71,800円に値上がりしました。

WESCO ROMEOカスタムオーダースペシャル!


つぎは、


705ソールの縫い付けが変更

#700ソールをベースに土踏まず部分のソールをカットし、前後2ピースに分割した705ソール。土踏まず裏に、エッジのあるフォルムが産まれ、レザーの積み上げによる ヒールブロックが美しく、一時期はかなり人気のソールでした。

中央の円を描いているようなステッチはウエスコ社のボブ・シューメーカーが考案したものであり、通称 “BOB STITCH” と言われ親しまれていました・・・・

この「ボブステッチ」も終了です

これが、今後の縫いです。

ただし、これまで7,500円だったカスタムオプション代金は「無料」となります。


100年の中で、変貌を遂げてきたWESCO BOOTS

その年代によって、様々な要望や製作上の問題があり、ミッドソールの厚みが変化したり、縫い方が変わったり。

100年の中で、変貌を遂げてきたWESCO BOOTS。今、目の前にあるブーツやカスタムオプションというのは、永遠に有るわけではなく、今しかないものだったりするのです。

メールやFAX1通で突然、受注終了となることもあるのです。

今ある「レザーカラー」も無くなれば、もう使えなくなることもあります。

秒速で動けとは言いませんが、

ブーツを目の前にした時、お客様のなかで感じた、ファッション感覚や 物欲。

いいカスタムパターンをひらめたい時。

そういった感性を大切にして頂き、

これは「一期一会」かもしれない・・・

という思いも、どこかでお持ち頂ければと思っております。


WESCOブーツは、カスタムオーダー専門店でのご注文がおすすめ!

WESCO CUSTOM ORDER ウエスコブーツカスタムオーダー
WESCO CUSTOM ORDER ウエスコブーツカスタムオーダー


サイズ計測、ステッチカラー、アウトソールのチョイスなど、「カスタムセンス」が問われるカスタムオーダーは、やはり経験のあるカスタムオーダー専門店にご注文されるのがおすすめです!

1999-2019年、今年WESCOブーツ正規ディーラーとなり20周年となった、EMPTY GARAGEでは、創業当初よりカスタムオーダーを専門に取り扱っております。

クラシックなアメリカンスタイルから、ストリート、 ハイファッションまで幅広いニーズに対応いたします。お客様の今を形に写し愛情を持ってお手入れし、履くことで体現できるパーソナルなプロフェッショナルブーツを提案させて頂きます。

またWEBストアーでも本格的なカスタムオーダーを受注いたしております。サイズ計測方法をご利用頂き、ご注文内容が確定しましたら、推奨サイズのご提案もさせて頂いております。

最後に・・・・・

WESCO Japan正規品には「ギャランティーカード」が付属

WESCO Japan正規品には、「ギャランティーカード」が付属しているので、正規の純正ラスト(木型) を使用して、僅か5,000円でオールソール交換が可能。ヒール交換は無料! (* 初回のみ、消費税、国内送料は別途)  つまり、20,000円以上の保証内容となっております! 正規品の証であるギャランティーカードは、とても貴重なカードになります。御購入後、紛失などないようご注意下さいませ!


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