Finderskeepers Tokyo」の商品です。 毎年、EMPTY GARAGE別注品を製作するほど、ライダースジャケットには多少の拘りを持つお店ですが、今回の商品は当店の別注品ではありません。 しかし、もしこのライダースに反応してしまった方々にとっては、予約することを猛プッシュさせてしまうかもしれません。 コードネーム:
FINDERS KEEPERS x T$UYO$HI LIMITED Horsehide RIDERS JACKET
下記、EMPTY GARAGE別注ライダースジャケットとの外見の大きな違いは、肩のエポーレット、そして腰のベルトループの有無です。
しかし、後ろが大きく違います。
ストリートアート感溢れる手書きのグラフィックがこのライダースが特別な一着であることを物語っています。
しかも、
「TRUE ROMANCE FOREVER AND EVER」
と刻まれている。
いったい誰が? どこのショップが? これを別注したのか????
商品名にもある T$UYO$HI (ミュージシャン/ベーシスト)
ラウドロックミュージック系の国内トップクラスのバンドである「The BONEZ」 「PaymoneyTomyPain」のベーシストであり、安室奈美恵をはじめメジャーなミュージシャンのツアーのサポート活動もするなど、業界では名の知れたミュージシャンです。そして、洋服好きが高じて自身の洋服ブランド「Music Saved My Life」のディレクター&デザイナーも勤めています。
EMPTY GARAGE と T$UYO$HI さんとの出会い。
あれは確か2007年….. 「SHAKEマガジン」というラウドロックを中心に音楽カルチャーを発信していた雑誌の1周年記念パーティーだった。東京の某所に、編集者やスポンサー、ミュージシャン達が一同に集まり、全員バンダナを顔に巻いて集合写真を撮った後だった。
T$UYO$HIさんが、ソフトに話しかけてきてくれて、Pay money To my Pain のメンバーであることや、翌月ぐらいに福岡にツアーで行くことなどを話した記憶がある。その場で電話番号を交換した。
その年、福岡であったツアーには残念ながら行けなかったけど、それから Pay money To my Pain のライブは、渋谷asiaやGameで良く見るようになり、福岡でのライブはもちろん見にいった。そしてついには、EMPTY GARAGE主催の「EMPTY GARAGE NIGHT 2010/03/11-12」にも、「Pay money To my Pain」に出演してもらった。あの時のメンツは凄い! 今は LOKAとして活躍している Kihiroの「SUPE」、「Pay money To my Pain」、そして今じゃ超絶人気で武道館ライブを控える「coldrain」、これに sowlkaveなんかのローカルバンド を加えて 熊本、福岡 2DAYS を回った。あんなメンツは、当時「九州初」だったと思う。もともと、渋谷asia の「激ロックフェス」をみて「これを九州でもやりたい!」と思い、構想を SUPE のタケシがいろいろ練ってくれた。
二日目の夜、ライブハウスの前に立ち目標達成の瞬間を味わっていた。(2010年3月)
「TRUE ROMANCE FOREVER AND EVER」の意味。
これは 「T$UYO$HIさん夫婦」のロマンス。みなさん、この言葉を自分の奥さんに言えますか?ライダースの背中に刻めますか?
頻繁にライブハウスにライブを見に行くと、時として「生」ならではの、まるで映画のようなワンシーンを見ることがある。
あれもそんなシーンでした・・・・
場所は代官山の UNIT 2010年。確かこのイベントだったはず。
2010.12.15 WED
PTP tour 2010
House of chaos 2
〜The bleeding high〜
LIVE :
Pay money To my Pain
coldrain
crossfaith
GUEST : Fear, and Loathing in Las Vegas
Pay money To my Pain ライブ中のMCで、T$UYO$HIさんが突然こう言ったんです。
「今日、入籍しました!」
そしてその言葉を発したとき、ライブハウス「UNIT」右側のゲストスペースで見ていた僕の右斜め前には、偶然にも入籍したお相手の奥さんがいて、そのMCを聞いたとき
凄く嬉しそうに、ちょっと照れくさそうに友達二人と弾むように喜んでいたのを目撃したんです。
それを見た時「わ~ロックだよ~ これまるで映画だよ~」
こんな話、美しすぎる・・・
好きな映画。純粋さと切なさを感じさせる『あの頃ペニー・レインと』の映画
そして、最後のMCで、T$UYO$HIさんがこう言った。
「生きていることを実感できるLIVEでした!」
フロアの人達もそう思っただろうし、本当にいいライブだった。
そして、FinderskeepersとT$UYO$HI さんとの出会い。
2016年秋冬コレクションにおいて、Finderskeepersは、ミュージシャン「 Jesse」をメインモデルで採用することを決定。RIZEというよりも、THE BONEZ Jesse としてのタッグの意味合いが強かったと思う。
2016秋冬コレクションの準備もあり、2015年の秋には、Finderskeepers側と Jesseくん事務所サイドとの打ち合わせが始まっていた様子。
そして、あのスペシャルライダースが産まれた。実際の発売は2017年1月。
そんなタイミングで東京渋谷で開催された BONEZ のライブがこちら。
The BONEZ presents “Blood In Blood Out 2015”
Guest Band:KNOCK OUT MONKEY
Special Opening Guest: Missile Girl Scoot 2015.12.15 @ TUTAYA O-EAST
当然、EMPTY GARAGEクルーも、Finderskeepersのライダースを着用して(当時は 2015SS One Star型)、このライブを見に行った。そして、T$UYO$HIさんに自分が愛用しているサイズLを試着してもらって、着心地やレザーのクオリティー、そしてサイズ感を確認してもらった。
それから時が経ち、気づいたらT$UYO$HIさんは、Finderskeepersのライダースジャケットのターコイズブルーなんかを頻繁に着用してInstagramにUPしていて、今ではブラック、レッドなど多数着用している様子。そして、2017AWではメインモデルとしてブランドホームページにも登場していた!
ところで、さっき書いた THE BONEZ の2015年のライブは、12月15日。
そして、Pay money To my Pain でT$UYO$HIさんが入籍宣言した2010年のライブも、12月15日。
なんて偶然なんだ!
そうなると、T$UYO$HIさんは、BONEZ のライブのMCで、
「今日は入籍した日」
と言うわけです。
そして偶然にもまた、O-EASTの2階ゲスト席で僕の左側に、T$UYO$HIさんの奥さんがいて、5年前にも見たように、
超~幸せそうに微笑んでる。。。。
そしてそのLIVEの最後のMCで、T$UYO$HIさんが5年前に言ったあの一言を言った。
「生きていることを実感できるLIVEでした!」
それを見た時「わ~またロックだよ~ これまるで映画だよ~」
こんな話、美しすぎる・・・
これを「TRUE ROMANCE 」と呼ばずしてなんと呼ぶ!!!
「FOREVER AND EVER」 ですよ。
そんな純粋な心を持つT$UYO$HIさんが自らの手描きによるグラフィックを背中一面に大胆にプリントしたライダースが今回の別注品なのです。
しかも、使用されるホースハイドは、「革のダイヤモンド」とも言われるコードバンレザーのタンナーとして世界的に有名な 「新喜皮革」にて、ディレクター秋谷氏が度重なるサンプル制作を行い完成させたもの。
それらの革は、EMPTY GARAGE で販売しているライダースジャケットにも使用される、ハイクオリティーなもの。通常は、ビンテージブルーやレッド、ターコイズブルーに着色されるものを濃いブラックに着色されている。レザーの芯地はグレーに染められており、表面に傷などが入ると薄らとグレーが見えるタイプ。(傷を補修しながらブラックを保ちたい方は、補修材を使用することをおすす)
ストリート感とより現代的な印象にするため、ポケットのZIPPERがより強い印象で見えるよう太めのジッパーを採用し、玉淵ポケットの間隔を広げています。これは、今までの別注品にも無かった仕様。
日本製のライダースジャケットのクオリティー、縫製、シルエットパターンは、最近のBLOGにも記載していますが、日本には、最高峰のホースハイドを作っている皮革会社があるお陰で、クオリティーの高いホースハイドを入手できるレアな国。職人も減少しているが腕の確かな職人が存在する。そして、一般的な日本人体型を意識したパターンで作り出すことができる。納期にもシビア。リペアの対応も安心。
販売店にとっても安心して商品を販売できますし、もはや日本は「歴史あるオリジナルブランドに勝とも劣らない」ライダースジャケットを作り出すことができる環境になっていると思うのです。それは、バイクレースなどで命を守る革つなぎの製作をしてきた経験、多くの有名ブランドの縁の下の力持ち的な存在としてファッションアイテムの縫製を支えてきた工場のお陰です。
さて、この別注品には、いろいろな「おまけ」まで付いてます・・・・・
最後に、「何が一番驚いた」かと言うと・・・・
価格です!!!!
例えば、Finderskeepers ホースハイドレザージャケットと言えば・・・・
Jeese Riders 199,800円
ビンテージブルーライダース 210,600円
ターコイズブルーライダース 199,800円
別注レッドライダース 183,600円
つまり、ほとんどが20万円前後なのです。
しかし、
FINDERS KEEPERS x T$UYO$HI LIMITED Horsehide RIDERS JACKET
直筆ペイントがあり、各種サービス品までついてこちらの価格は、なんと
151,200円----tax in
本当に「Finderskeepers6周年記念」お祝いプライスに設定されています。
なお、ブランド直営WEB STORE限定販売となり、当店での販売は一切ありません。
サイズ感が分からない方は、ご相談に乗りますので、経験豊富な我々にお気軽にお問い合わせ下さい。
限定6着らしいので、もしロック魂にスイッチが入った方は急いだほうが良いかもしれません。
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