靴やブーツが好きになり、ブランドのファンになってくると・・
そのブランドには様々なラスト(木型)が存在することを知る。
それぞれの木型に
形状の違い、履き心地、癖などが存在し、
「今回はどの木型のブーツを作ろうかな・・・」
ちょっと贅沢な選択をすることができる。
それは、毎シーズン新作を発表するような華やかな
デザイナーズ・ブランドの靴とは異なり
地味ではあるが奥の深さを感じさせるものだ。
ホワイツブーツ、ウエスコブーツ、オールデン・・・
これらのブランドが凄い!と思うのは
それぞれ特徴のある木型に
サイズ4~16インチ、幅AAA~EEEE のサイズバリエーションが
用意されていること。(注: 木型,メーカーにより多少異なる)
人種が多様なアメリカならではの靴メーカーの商品構成と言える。
ここから本題に入る
ホワイツブーツ スモークジャンパーの木型比較
KING OF WORK BOOTS とも呼ばれる「ホワイツブーツ スモークジャンパー」10インチ丈の写真を用意した。
ロングノーズシルエットに、ボリューム感 のあるつま先。ホールド感を重視したしっかりとしたフィッティングが特徴。
これがホワイツ社の今のスタンダード木型。
通称「スモークジャンパー木型」と呼ばれ、「4811ラスト」が正式名称。
上部から見ると、シャープ感はなく角にだけ丸みを持たせた形状。足先が広いため、つま先横のストレスが軽減されるような形状にも見える。
1926年にワシントン州で、3代目 Otto White氏によって
商標登録された「Arch Ease」がしっかりと足裏をサポートしてくれる。
「Arch Ease」 を分かり易く言うと、
土踏まず部位にある 「健康 青竹踏み」のような
程よい凸感があり疲労感を軽減させるための構造。
C461 Last クラシックワークブーツ木型
C461 Classic Work Boots ラスト を選択する事で立上りの強い トウが演出される。
ホワイツブーツ「スモークジャンパーラスト」の特徴でもある緩やかな ロングノーズシルエットと、55番セミドレスラストのワイズ部からシャープに絞られていくシルエットの二面性を持つC461最大の特徴は、つま先の反り。
そして、ホワイツブーツの特徴でもある「アーチイージ」は4811ラストに比べて若干低めになりワイズは若干緩やかなフィッティングに感じる。
サイドから見るとつま先のボリュームがあり、上方からみると丸みがありつつもシャープに絞りこまれた形状。
EMPTY GARAGE が作り上げてきた歴代のシーズンモデルによく使用される木型でもある。
木型形状の比較!
クレープソールにも使用できるC461ラスト
WHITE’Sスモークジャンパー 選べる 4種類の木型
ホワイツブーツ「スモークジャンパー」は、標準仕様として4811番という木型が使用されるが、オプションでスチールトウを追加すると「セミドレスブーツ」に使用される55番という木型が使用される。
スチールトウを追加することなく 55番セミドレスブーツ木型を使用することもできる。
さらに、9338木型という形状がある。土踏まずのサポート「アーチイーズ」は、4811と55は強めのサポート、C461は弱め、9338にはアーチイーズは、ほぼなくナチュラルなフィッティングとなる。
過去、そして現在までに作り上げてきた歴代のカスタムブーツを木型別に見ることができるのが、EMPTY GARAGEオフィシャルサイト。
ホワイツブーツは熟練職人が手縫い!
White’sブーツは厳しい審査により厳選されたレザーのみを使用し、アッパーレザーとインソールをアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を用い熟練職人が手縫いで縫い合わせている。
手縫いによる製法構造は他の方法では実現できない柔軟性と快適性を提供する。そのこだわりと屈強な仕上がりは、外からの水の浸透を防ぎ、世界最高峰とも呼ばれる強度を与えるためである。
カスタムオーダーでの購入がおすすめ!
ホワイツブーツは、サイズはもちろん、横幅、ブーツ丈、レザーカラー、ソール、その他多彩なオプションを選択できるカスタムオーダーをすることができる。
お客様ご自身でお好みの仕様に仕上げることができる当店が創業当時から提供しているWHITE’SのWEBカスタムオーダーメイドシステムもある。
納期はコストの掛かる航空便を使用しており業界最短1.5~2ヶ月。内金¥25,000以上のお支払いからオーダーメイドブーツをご注文可能。
ホワイツブーツ CUSTOM ORDER MADE のご相談・ご注文は
プロフェッショナルストアである
「EMPTY GARAGE」 にご用命下さい。
カスタムオーダー専門サイト
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WHITE’S BOOTS プロフェッショナルストア
WHITE’S BOOTS とは???
ワークブーツの王様とも称される最高峰のブーツブランド 「WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)」 。その歴史は古く南北戦争以前のバージニアに始まり、1世紀以上に渡り、今も尚ハンドクラフトにより伝統を守り作られ続けている。
White’sブーツは厳しい審査により厳選されたレザーのみを使用し、アッパーレザーとインソールをアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を用い熟練職人が手縫いで縫い合わせている。手縫いによる製法構造は他の方法では実現できない柔軟性と快適性を提供する。
そのこだわりと屈強な仕上がりは、外からの水の浸透を防ぎ、世界最高峰とも呼ばれる強度を与えるためである。 またWhite’sブーツの特徴の一つでもある土踏まずから踵にかけて施される「ARCH EASE」製法により、長時間着用しても疲れにくいという特徴がある。
そしてレザーシャンクとビブラムソールを固定する以外は、ビスが一切使用されていないのもホワイツブーツの最大の特徴と言える。 まさに 「KING OF BOOTS」 と呼ぶに相応しいワークブーツブランド。