WHITE’S BOOTS SEMI DRESS 新色 ブラック ワックスフレッシュが登場!
ホワイツブーツと言えば、セミドレスとスモークジャンパー。今回、米国シカゴの名門タンナーであるHorween社のブラックのワックスフレッシュレザーを採用したセミドレスブーツがついに入荷!
これまでのワックスフレッシュレザーは、オリーブ、ブラウン、シナモン、ナチュラルの4色展開だったが、満を持して「ブラック」の登場となった。しかも、ステッチカラーがブラックではなく「チャコール」の炭黒ステッチで縫われている。これはなかなか粋な計らいだと思う。
ホーウィン ワックスフレッシュレザーとは?
製造途中までは、クロムエクセルレザーとほぼ同じ方法らしいが、このレザー最大の特徴は、ラフアウト面(裏側)をワックスコーティングで仕上げているという点。
クロムエキセルレザーより、さらに防水性が高いと言われており、傷の修復も容易なため、トレッキングブーツやライディング用としてもおすすめできるレザー。クロムエキセルレザーとは異なる経年変化を楽しめる。
ブーツ裏側を見るとスムースレザーとなっていることが分かる。そのためレザーライニングを追加した時のようなスムーズな脱ぎ履きが実現
ワックスフレッシュとクロムエキセルどちらが好きか?
先日、Instagramで24時間アンケートをとったところ下記のとおりの結果になった。多くの方がスムースなクロムエキセルレザーを選ぶ一方で、32%もの人が「ワックスフレッシュレザー」を選ばれていた。
32という数値は予想より多かったので、半年前にオーダーをかけていた甲斐があった。来月以降、NOMADやスモークジャンパーでもブラックワックスフレッシュレザーを採用したブーツが仕上がってくるので、楽しみしておいて欲しい。
今、品薄状態のクロムエキセルレザーとはいったいどんな革?
コンビなめしという方法で原皮をなめし、牛脂、蜜蝋、魚脂等、4種類の油脂をブレンドしたオイルを塗りこみ皮革に浸透させた牛革。オイル分が多く、しっとりとした質感が特徴的で、履きこむと色むらのある独特な風合いを醸し出す…..と EMPTY GARAGE では表現するが、
ブラックにおいては色むらはなく、履きこむことで黒の染料が薄くなりレザーの染まっていない中のナチュラルな芯が露出してくる。アメリカでは「ナチュラル・パティーヌ(natural patine)」と呼ばれるその経年変化が、世界中の革マニアの心を掴んで離さない。
そして現在、このクロムエキセルレザーの革が入手困難なのだ。需要に対して Horween 社の生産が追いつかず、特にブラックとブラウンに関して、カスタムオーダーブーツの受注から納品まで約1年ぐらい待たないといけない状況だ。
良い品は待たないと手に入らない時代
コロナ禍や戦争前は、わずか2ヶ月でお金を出せば買えたアイテムでも、サプライチェーンの毀損、需要と供給の不均衡により「人の手によって作り出されるプロダクト」は、1年待ちや数年待ちが当たり前となってきた。
そんな時代において誰でも簡単に手に入るアイテムは、付加価値がないものが多く、またリセールバリューも低い傾向がある。付加価値が高く良い品を求める時は、以前よりも計画的に購入し、安易に手に入るものには手を出さないことも肝心かもしれない。逆に、入手困難なレアなアイテムに運命的な出会いがあったときは、即決即断で購入しないと大きな後悔を伴うことになるかもしれない。
EMPTY GARAGE が得意とするカスタムオーダーブーツ
当店はカスタムオーダーブーツの受注を専門とする会社であり、カスタムオーダーWEBサイトを22年間運営、実店舗は19年目となる世界屈指のウエスコ、ホワイツブーツ専門店。ハイクオリティーなアメリカンスタイルを追求するカスタムオーダーブーツを得意とするプロストア。
アメリカンブーツのカスタム提案、サイズ計測において20年以上の実績と経験を持つプロスタッフが、クラシックなアメリカンスタイルから、ストリート、 ハイファッションまで幅広いニーズに対応している。
ぜひ、下記のカスタムオーダーサイトをご覧いただき、どんなカスタムオプションが存在するのか見て欲しい。完成品のサンプルまたは在庫品は、SEMI DRESS カテゴリーをチェック頂きたい。
WHITE’S BOOTS 2332-C SEMI DRESS ブラック ワックスフレッシュレザー 在庫あり
WHITE’S BOOTS SEMI DRESS 2332-C ブラック クロムエキセルレザー 在庫あり
WHITE’S BOOTS 純正ブーツジャック
amazon.co.jp
WHITE’S BOOTS 純正 レザーブーツレース
amazon.co.jp
WHITE’S BOOTS Semi Dress ワックス ブーツレース
amazon.co.jp
What’s WHITE’S BOOTS ?
ホワイツブーツとは
ワークブーツの王様とも称される最高峰のブーツブランド 「WHITE’S BOOTS(ホワイツブーツ)」 。その歴史は古く南北戦争以前の1853年バージニアに始まり、1世紀以上に渡り、今も尚ハンドクラフトにより伝統を守り作られ続けている。
White’sブーツは厳しい審査により厳選されたレザーのみを使用し、アッパーレザーとインソールをアイリッシュ・リネンと呼ばれる太い糸を用い熟練職人が手縫いで縫い合わせている。
手縫いによるステッチダウン製法構造は、他の方法では実現できない柔軟性と快適性を提供する。そのこだわりと屈強な仕上がりは、外からの水の浸透を防ぎ、世界最高峰とも呼ばれる強度を与えるためである。 またWhite’sブーツの特徴の一つでもある土踏まずから踵にかけて施される「ARCH EASE」製法により、長時間着用しても疲れにくいという特徴がある。(ベタ足向けのアーチが低めの木型もあり)
そしてレザーシャンクとビブラムソールを固定する以外は、ビスが一切使用されていないのもホワイツブーツの最大の特徴と言える。 まさに「KING OF BOOTS」と呼ぶに相応しいワークブーツブランド。
ホワイツブーツのサイズ、丈、レザーカラー、ソール、その他多彩なオプションを選択でき、お客様ご自身でお好みに仕上げることができる当店が創業当時から提供しているWHITE’Sのカスタムオーダーメイドシステム。