Q&A 良くある質問
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- 2018.06.07
- 23:00
質問 ブーツのサイズが分かりません。
サイズ選びの基本:
サイズの三大要素 長さ、幅、甲の高さ をピッタリ合わせるならば、かなりの経験を積んだスタッフがいるお店でしか、合わせてもらうのは難しいでしょう。
ウィズ(幅)について:
質問:D、E、EEとかサイズの横についていますが、あれは何ですか?
回答:ブーツの幅、甲、かかとの大きさになります。
B~C: 細長いシャープな足(-4~6mm)
D~E:当店のお客様に多い幅
EE: 若干太めの幅(+4~6mm)
EEE~4E: かなり広め甲周り大きい(さらに+4~6mm)
目安的には一段階ごとに靴下1枚分の厚み程度です(厚みにもよります)
日本では EEE が多いと言われていますが、それはあくまでもcmを基準とした木型のお話しだと思います。確かに50歳以上の男性のお客様には、幅広・甲高の方も多く見られます。若い方には、足幅が細く、踵周りも小さい人が確実に多く、実際C~Dワイズのお客様がかなりいらっしゃいます。
経験上、20~30歳代の日本人の足は、足幅はDワイズが多く、そしてその幅の割には踵(ヒール)周りが小さいお客様が多いです。そのためブーツの幅が合っても、カカトがちょっと抜けやすいという方が多いです。西洋人用に作られている木型はやや踵(かかと)が大きい傾向があります。
幅と甲に関しては、しっかり履いていくと徐々に伸びる(馴染む)ので、新品時には若干タイトフィットするサイズもおすすめです。しかし、実際には週に1回程度しか履かないお客様も多いと思います。その場合、すぐに革の伸びを期待することは難しいので、新品時にある程度ゆったりとフィットするサイズを提案する場合が多くなってきています。お客様がブーツを履くシチュエーション、頻度、パンツラインとの自然な流れを見極め、サイズを提案いたしますので、お気軽にご相談下さい。
質問:REDWINGは、持っていますが WESCO、WHITE'S は初めてなのでサイズ選びが不安です。アドバイスを下さい。
回答:
基本的に、同じアメリカ製のブーツブランドなので大きな差はありませんので、同じサイズを履く人が多いようです。REDWING社の代表的なエンジニアブーツには 幅が少々狭いDワイズしかないようなので、通常は足の長さではなく、幅と甲の高さが合うことを優先しサイズ合わせをしている人が多いようです。「本来は、8Eなのに 8.5D
or 9Dを履いている」または、「知らずに履いている」場合があります。履ければ問題なし!という考え方も良いのですが、もしジャストサイズで履きたいと思っているようであれば、今お持ちのブーツのサイズ感とフィット感を当店スタッフにお伝え下さい。基本的なアドバイスをすることは可能です。
質問:電話で自分に合うサイズをアドバイスしてもらうことは可能ですか?
回答:
メール、電話でも回答は可能です。お客様が今、持っているブーツブランド、サイズ、フィット感を元にある程度の予想はできます。ご自宅にメジャーがあれば、サイズ計測も可能です。 ただし、最終的なサイズのアドバイスはご注文仕様(木型などのカスタム内容)がある程度決まっていて、当店でのご注文が確約されていることが条件になります。基本的に内金のご入金後に提案しております。
質問:ブランド、メーカーに自分に合うサイズをアドバイスしてもらうことは可能ですか?
回答:
経験上おすすめできません。そもそも、日本での着用方法と北米でのリアルワークブーツに求められるフィット感はまるで異なります。カジュアルで1週間に1度しか履かない方と、重労働でほぼ毎日のように大量の汗による水分や泥、雨水や雪などの影響を受けるのでは革の伸びも全く異なります。
メーカーが推奨するフィット感よりも、当店がお客様の求めているフィット感と履き方をお聞かせ頂き、カスタム内容に応じた推奨サイズを提案したほうが、フィット感においては優れていると自信を持って言えます。
実際、今でも各ブランドには「カスタムフィッティング」というサービスがあります。専用の紙に鉛筆で足の外形をなぞり、要所をメジャーで計測してから、ブーツの注文を行う有料オプションです。
過去、実験的に当店スタッフの足型で、同じ木型の色違いブーツを2足同時に発注したことがあります。しかしできあがったブーツは、フィット感と指先の捨て寸の長さが異なる全く違うブーツに仕上がりました。しかも、採寸はアメリカ本社にて「カスタムフィッティング部門」の担当者に計測して頂いたものでした。それ以来、当店ではカスタムフィッティングを基本的に取り扱っておりません。
本物のカスタムフィッティングは、木型から製作し、仮縫いのブーツを試着して頂き、フィット感を確認してから製作に入るもののことだと思います。それらは「ビスポークシューズ」とも呼ばれていますが、国内の有名ブランドでも20万円以上、イギリスの最高峰ブランドになりますと100万円という価格設定になっています。
当店がカスタムフィッティングを推奨する場合があります。例えば、バイク事故や仕事上での事故のために、足が大きく変形してしまった場合や、どうしても既製品では満足できないという方におすすめいたしております。その場合は、ご遠慮なくカスタムフィッティングをご指定下さい。しっかりと計測させて頂きます。
質問:同じブランドならば同じサイズで注文して良いでしょうか?
回答:
いいえ、同じブランドでもブーツの種類、カスタム内容(木型、レザー、ライニング、ソール、ヒール高)によって使用される木型が異なるため、同じフィット感にはなりません。また、ハンドメイドですので1足1足の微妙なサイズ感の違いはあります。革も、一枚一枚革の伸びが異なるため同じ仕様、木型でも完成した時点で微妙な差はあります。WESCOブーツの場合、ナロー木型、BOSS木型、クレープソールで使われる木型ではそれぞれハーフサイズほそ大きさが異なる場合が多く、ホワイツブーツではスモークジャンパーの木型、セミドレスの木型では、ウィズが一段階ほど異なる場合が多いのです。レギュラートウとレーストウでのフィット感の違いは意外にも大きな変動があります。
質問:ブランノック・デバイス(足型計測器)で測ったほうがいいですか?
回答:
この計測器は、母子球周りの幅と母子級までの長さ、そして足長を計測するためのものです。大事な要素である 「甲周りの周囲」 は測れないのでエンジニアタイプのブーツを購入する場合やレースアップブーツをお考えの場合はご注意下さい。エンジニアブーツにとって最も大事なのは、甲周り(足首周り)のフィット感です。
例えば、計測器で「サイズ8D」だとします。しかし、甲周りをメジャーで立体的に計測すると8EE だったとしたら、かなりタイトに感じるブーツ、または痛くて履けないようなブーツに仕上がってくることになります。デバイスの計測データ通りで、好みのフィット感になる場合もありますが、残念ながらお好みとは異なる場合も多いです。オックスフォードシューズなどの短靴ならばそれほど問題はありませんが、ブーツ購入において二次元のデバイスのみでサイズ計測を行うショップには注意が必要です。当店はおすすめできません。当店は必ずメジャーによる立体的な計測を行います。また、電話、メールでもこの方法で計測頂いてから、推奨サイズのご提案をしております。
質問:理想的なフィット感とは、どんなものですか?
回答:
歩いているときに親指がブーツのトウ先にあたらず、20分以上履いても、横幅がひどく窮屈に感じないものが推奨フィット感です。登山ブーツでは、当たり前のフィット感ですが、当店では、店内を多少歩いていただいてフィット感を確かめています。さらに、20分くらい靴を履くと足が徐々にむくんできますので、最初余裕があると思っていた横幅が、意外ときつく感じることがあります。ただし、新品時には横幅は少々きつめを選択しておけば、革が伸びたときに適度なフィット感も得られますし、靴に過剰な革の余りがでないため、見た目もスムーズなラインになります。
質問:ブーツの革は伸びますか?
回答:
ブーツの革は足に馴染みながら伸びます。履く頻度にもよりますが、6ヶ月ほど履くと、幅・甲周りがだんだん広くなります。感覚的には、D ウィズが E ウィズに近づくような伸びがあります。しかし、縦にはほとんど伸びることはありません。トウ部分がそり上がっていくことにより、縦のフィット感が変わる場合もあります。また毎日同じブーツを履くと、かなり伸びやすくなります。まれに型崩れの原因にもなりますので、可能であれば 2~3日に1回程度履くことをおすすめいたします。注意)週に一度程度の着用では、上記のような伸びは生じにくいと思います。
質問: 窮屈なブーツは嫌いなので、大きいサイズが好きなのですが?
回答:
多少のゆとりは好みの問題なので、大きなサイズを履いても全く問題はありません。夏場には汗を吸収するインソールを入れてゆったり履きたいものですし、バイカーや仕事で履くか方は、冬場は分厚い靴下を履いて防寒対策も必要でしょう。大きなサイズの靴を履いたときに出やすい、革の余り(たるみ)の原因となり大きなドレープ(うねり)が現れるのも特徴です。このドレープ(履き癖)が嫌いな方には推奨できませんが、結論としては、多少大きくてもあまり歩き回ることが無い方は、大きなサイズでも良いと思います。ファッション的には、サイズ感よりもサイズが変わることによる見た目のバランスも大事です。
質問: 体の大きさの割りに、足が小さいので大きなサイズを履きたいですがダメでしょうか?
回答:
縦の長さを大きめのサイズに選択し、横幅の細いB~Cワイズを選択すると、フィット感も得られながら足を大きく見せることが可能です。例えば身長180cm近い方が、計測器でサイズ7.5Eだっとします。実際に、7.5E
のブーツを履くと、トータルコーディネイトにもよりますが足がやや小さく見えます。その場合、サイズ 8.5Cまたは9Dに中敷きを追加して履くと、見た目のバランスも良くなります。
ダブルレザーミッドソールはお勧めですか?
質問:ダブルミッドソールは推奨しますか?
回答:
ソールとブーツの間の革が二枚になるので、少々クッション力と自然な反発力が向上します。その分、重量も増えますので性能としては +-0 だと思います。一番は見た目のバランスです。見た目の分厚さと迫力が増します。ハードで分厚い雰囲気を求める方にはお勧めです。
WESCO, WHITE'S BOOTS + #100ソール をダブルレザーミッドソールにするとカスタムした場合、分厚さのためソールを縫い付けるステッチが貫通しませんが、WESCOは2017年よりミッドソールに縫い目部分を、レザーソールを薄くすることで縫われることになりました。ホワイツブーツは、ミッドソールまでは縫われますが、ソールまでは縫われないためビス留めですので剥がれることはまずありえません。また分厚いミッドソールが2枚使用されます。
#430, #700, #705ソールは、ダブルレザーミッドソールとの相性が良いと言えます。シングルの場合、ソールが薄く見えますが、例として ダブルレザーソール + ナチュラル仕上げ にしたときのレザーの厚みによる クラシック な雰囲気は抜群です。またこれらのソールの場合はステッチが貫通するのでソールが剥がれることは通常ありません。
レザーライニングはお勧めですか?
質問: レザーライニング(ブーツ内張)はお勧めですか?
WESCOの場合は¥18,000のオプション料金が掛かり、ホワイツの場合でも10,000円のカスタムチャージが掛かるオプションではありますが、カスタムオーダーされるのであれば、特におすすめしたいオプションです。ブーツの裏側に滑らかなで薄めのレザーを張りますので二枚革仕様となり、初期のころは堅さを感じる場合もありますが、馴染んだときの履き心地はなかなか良いものがあり、足がスッと入っていきますのでブーツの脱ぎ履きもスムースになりますます。構造的にブーツ完成後には追加することはコスト的に無理なオプションですので、オーダーされる際にぜひご検討下さい。意外にも、好き嫌いがはっきりしているオプションでして、ライニングには全く興味がないというお客様もいらっしゃいます。また、見た目の好みのから、ブーツのシャフトがくしゃくしゃになっている方が好きな方は、柔らかいシャフトが必須になるため「ライニングなし」がおすすめです。
WESCO、WHITE'S、VIBERGどのブーツがお勧めですか?
質問: WESCO、WHITE'S、VIBERGどのブーツがお勧めですか?
回答:
それぞれのブランドに特徴がありますので、お客様との対話の中でお勧めのブランドをアドバイスしています。VIBERG社はカスタムオーダーの受注を2012年末でストップしておりますので、オーダーメイドの販売は現在行っておりません。
WHITE'S BOOTS の最大の特徴は、ハンドステッチ(手縫い)によるウェルテッド製法を唯一採用しているブランドです。また靴底面が立体的で足の裏にそうような柔らかいフィット感を与えてくれます。しかも、ブーツの底に鉄を使っていないため、馴染んだときの柔らかさは特筆すべきものがあります。ホワイツブーツのもう一つの特徴 「ARCH EASE」 (健康足竹踏みのような土踏まずサポート。アーチイーズなしの木型もあり)は、販売スタッフがしっかりとサイズ合わせをしないと、十分な機能を発揮できません。三社のなかでは最も会社規模が大きくファクトリーも大きいため生産性が高く、納期も短いのが嬉しいポイントです。1.5ヶ月以内で仕上がることもしばしばあります。カスタムオーダーできる レザーの種類が豊富なので、7oz分厚いオイルドレザーを使用したワークスタイルから、カーフやバッファローレザーを使用したドレッシーなブーツ、さらにはワニ革、サメ、トカゲなどのエキゾティックレザーまでそろっております。
WESCOの強みは、日本においての圧倒的なブランド力です。ストリートからハイファッション、バイカーから高い支持を得ています。海外有名シルバーブランドとのコラボレーションなどの実績もあるなど「WESCOファン」と呼べる人達が存在するほど高い支持をもつブランドです。 また、1995年頃から日本に正規輸入されており、既に20年近くが経過しているため日本での認知度もが高いようです。WESCO ブーツのスタンダードでもある 7 oz. オイルドレザーは、ブランドの象徴として幅広いブーツオーナーに愛され続けており、肉厚な質感と、マットな表情から光沢のある表情に変化する経年変化から生まれる愛着もあります。世界的に元祖カスタムワークブーツと言えるほどカスタムオーダーが盛んで、インターネット時代が来る前から、カタログと郵便によるカスタムオーダーを対応していたブランドですので、カスタムのバリエーションも広いので多彩なカスタムが楽しめます。納期は、4ヶ月と長いのでやや辛抱が必要です。
VIBERGは、一番遅れて日本に入ってきたブランドなので、支持層は WESCO、ホワイツよりもファッション的な指向が強く、社長の息子さんがディレクターとして世界を飛び回り、新しいスタイルのフットウェアを常に追求しているブランドでもあります。海外有名ブランドや国内ブランドとのコラボレーションも発売されています。アッパー部分のトリプルステッチは美しく、ブーツの仕上げも手間と時間が掛かっており、ブランドが目指しているスタンダードが高いことも実感できます。また、VIBERG社のブーツは、カカト周りのホールド性が高く、特にENGINEERブーツに関しては、高いフィット感があるのが最大の特徴です(特に 幅 D, E)。
■ BLOG WESCO & WHITE'S 徹底比較
■ BLOG WESCO & VIBERG 徹底比較