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Wesco vs White's

WESCO vs WHITE'S「エンジニアブーツ頂上決戦!」徹底比較

エンジニアブーツ頂上決戦!「WESCO vs WHITE’S」
ブランド創業
創業 WHITE’S社 1853年(現在地 ワシントン州, USA)
創業 WESCO社  1918年(現在地 オレゴン州, USA)
WESCO BOSSブーツというネーミング 1990年代~
WHITE’S NOMADブーツというネーミング 2012年~

シャフト外周比較! WESCO(上部)39.5cm(根本)37cm / WHITE’S(上部) 38.5cm(根本)35cm
今季からホワイツNOMADのシャフトが細くなりました。計測してみると標準仕様で、1cm以上WESCO BOSS よりも細くなっています。逆に今までかなり太い印象だったのは根本が細く、上部が広がり過ぎていてからなのでしょう。

WHITE’S 細かいピッチのトリプルステッチ / WESCO ダブルステッチ。ブーツの丈は床から34cm
WHITE’S のステッチピッチはかなり細かい。
ヒール高はほぼ同じですね。
WHITE’S やや大きめのローラーバックル(近い将来形状が変わることもありえます) WESCO 日本限定のローラーバックル(5,000円のオプション品)WESCO BOSS オプションバックルのクオリティーは高いですね。
エンジニアブーツ頂上決戦!「WESCO vs WHITE'S」
上からのアングルではほぼ同じか、少し先端がホワイツが細いですかね?

サイズ感/フィット感 サイズ8E 両方とも標準インソール使用

もともとレースアップブーツでも、ホワイツブーツの方が若干つま先が長く感じるのですが、NOMADとBOSSのラストの場合、同じサイズ8Eを試着したところ幅や甲周りのフィット感はほとんど変わりませんでした。指先だけホワイツの方が少し捨て寸が長くなっております。

トウの立ち上がり、ミッドソールレザーの厚みもほぼ同じです。
ここもホワイツブーツは細かいトリプルアッパーステッチを採用。WESCOはレザーのカッティングが少しトンガっています。
それほど大きな違いはありません。ホワイツはリベットを使用していますね。

・アウトソールとシャンクの違い

写真上はWHITE’Sが標準採用している耐火耐油耐氷の vibram 100Fire & Ice ソール / 写真下は WESCO vibram 100番レギュラーソール

*WHITE’S社は、ラグソール系をビス留めで補強します。森林火災の消防活動において熱などによりソールが剥がれることを防ぐためだと言われています。そして標準装備で100番ソールの最高グレードとも言える「耐火 耐油 耐氷」ソールを採用。ウエスコ社の場合は追加オプションで「耐火 耐油」の100Fソールを3,600円(税抜き)で選択できます。
*上の写真で土踏まず付近のアウトソール(丁度 Vibram ロゴあたり)に注目下さい。WESCOはフラットで平ら。WHITE’S は緩やかに凸となっております。


WESCO社はスチールシャンクという鉄筋を使い、WHITE’S BOOTS 社は「オールレザーレジェンド」と自賛するぐらいのブランドであり、鉄ではない分厚いレザーシャンクを使用しています。
スチールシャンクは水の進入により錆が発生したりする場合もあるようですが、最終的な強度は恐らく鉄の方が強いのではないでしょうか。逆に、レザーシャンクはレザーならではの足馴染みの良さと、レザーインソール全体が自然なアーチを描くため、母子級辺りの足への負担も和らぐと実感しています。特に店頭でお客様の足サイズを測るときのような体勢(つま先立ちしながら床に座っているような)のときにその差を感じています。極端な差はありませんが、スチールシャンクが余りにも張りが強いため、シャンク末端あたりから、靴底が若干鋭角に曲がるイメージがあります。しかし、カジュアル用としてブーツを着用される方には、特に性能の差を考える必要はないかと思います。


「スチールシャンク・・・・」


長さ10cm未満 幅2cmほどの強度UPと型崩れを防止するための補強材。多くのワークブーツのソールの内側に挿入されている。この固定の仕方が実は結構適当なメーカーが多いらしい。(ソール交換職人さんからの情報)


White’s 特許 Arch Ease (アーチイーズ)・・・・


土踏まずのアーチに程よくフィットしサポートしてくれる特許構造。激しい労働環境でも疲れにくい。全てのホワイツブーツに採用されているわけではありませんが、代表的なスモークジャンパー、セミドレス、ノマドで標準の木型にある構造です。オーバーに言うと「健康 青竹踏み」のようなフィット感。ただし、NOMADの木型のアーチイーズは、マイルドな設定となっており、スモークジャンパーのそれよりかはかなり自然なフィッティングとなります。


店頭や電話で、たまに耳にするのがWEB上の都市伝説「アーチイーズは痛い! 合わない!購入後すぐに手放した!」 といった意見をご試着もされたことがないのに信じている方が多いということ。


しかし、当店のお客様からは、そのような感想を聞いたことがないと思います。貴重なご意見が耳に届いてない可能性もありますが…… 今ではドイツのブランドがアーチイーズの発想に近い形状をした「インソール」までも発売されています。このオフィシャルBLOGでは、「アーチイーズは心地良い!快適!」っと声を大にして言っておきます。

両者は似ているようで、ここの靴作りの製法が異なる。ウエスコはステッチダウン製法と呼ばれるアッパーのレザーが、そのままコバの上にくる。ホワイツはアッパーレザーとは別体のウェルトレザーを使用し、さらに熟練工が9本縒りアイリッシュリネン糸を用い「手縫い」によってアッパーとレザーインソールを縫い合わせていく。そのあたりの手間の掛かる工程は他のブランドではまず見られない製法だそうです。

・重量(重さ)比較

・WESCO BOSS 左足 1220g / 右足 1252g
・WHITE’S NOMAD 左足 1296g / 右足 1292g
若干ホワイツの方が重たいですね。ハンドメイドならではの左右の重量差が多少ありました。

・価格(プライス)比較

・BOSS 正規店 94,800円(ギャランティカード付属)
・NOMAD 当店 90,000円(店舗によって異なる)
ウエスコブーツにはギャランティカードシステムがあり、ヒール交換無料、ソール交換5,000円という内容。目安的には15,800円の工賃が商品価格に含まれているため、実質で表示すると。
・BOSS 正規店 79,000円(ギャランティカード付属)
・NOMAD 当店 90,000円(店舗によって異なる)
こう見ますと WHITE’S NOMAD の方が1万円以上も高額なことが分かりますね。

・納期 オーダーメイドご注文の場合の比較

ウエスコ 平均4ヶ月(過去最短記録 2.5ヶ月)
ホワイツ 平均1.5ヶ月(過去最短記録 2週間)
この納期の長さの違いは、単純に工場の大きさの違いによるものだと思います。ホワイツ社の工場は結構大きく、職人の数も多いです。


さあ、あなたはどちらをオーダー希望しますか?
あなたは WESCO BOSS派?



何と言っても1939年ごろから作られている歴史ある熟成されたフォルムが特徴。バイカーからの支持も非常に多い。ステッチ、バックル、ストラップ、ライニング、シャフト径の調整など数多くのカスタムオプションが用意されている。クラシックからアーバンなカスタムまで幅広く対応できる。


「カスタムオーダーメイド BOSS」WEB SITE も受注開始以来18年目に突入しました。オーダーメイドの先駆者、そしてスペシャリストとして、各お客様のコーディネートやシルエットに配慮した提案を心がけております。当店は WESCO JAPAN 正規販売店です。



あなたは WHITE’S NOMAD派?



プルオンブーツ(エンジニアブーツスタイル)の歴史がそれほど長くなく、Smoke Jumper、Semi Dress ブーツなどを筆頭にレースアップブーツを得意とするブランドのため、恐らくまだ数百ペアしか国内には流通していないと思われる。しかし、King of Work Boots とも賞賛されるほどのブランドなので、NOMADのクオリティの高さに疑いの余地はない。カスタムオプションはかなり少ないが、味わい深い「クロムエキセルレザー」を選択できる点は長所であり、それ故クラシックなカスタムが主流です。


当店は、ホワイツブーツ正規販売店として14年目になります。2009年, 2014年, 2016年には世界TOP10ディーラー賞を受賞するなど、多くの顧客様に支えられております。




注意)歴史的な部分は正確な資料があるわけではなく、各ブランドのオフィシャルサイトや、過去の資料をもとに記載しております。フィット感やサイズ感は人によって変わります。また同じサイズでも今回の数値とは微妙に異なるときがありますが、それはハンドメイド製品にある個体差です。


・WEBでのご注文は365日対応。
・メール返答はお時間を頂く場合もありますが年中無休で対応します。
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