《2019 JAPAN LIMITED MODEL HORSEHIDE MORRISON》4/15 まで予約受付中
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ジャパンリミテッド史上初となる、モリソンをベースにした限定モデルが3月末に発表されました。レザーは国内で鞣したホースハイドとホーウィン社のホースハイドをツートンで使用。
履き込むことで今までのどのモデルとも違った多彩な表情が生まれます。
また、ブラウンカラーのホースハイドも今回が初の試みで、ストリートからバイク、ワーク、ファッションまで、幅広いシーンで愛用出来る大人のモデルに仕上がっています。
《Designs》
ハイトを9インチまで低くしたモリソンがベースとなり、つま先の形状はオリジナルのウエスタン・トウからトウ・キャップ付きのラウンド・トウへ変更されています。また、グリップ力と軽快さで人気のラプターソールや、ダブルヘビーステッチを採用する事で、ウエスコらしいワークな雰囲気を残しながらもカジュアルでとても履き易いバランスです。
2種類の「ホースハイド」を使うということ
今回が初の試みで、レザーは 下記「CENTURYBOSS」 で採用されたポーランド産の馬皮を国内で鞣し染色したホースハイドと、アメリカホーウィン社のホースハイドを2種類使用しています。
![[ウエスコ] WESCO 100th Anniversary Limited Model CENTURY BOSS All Horsehide](https://emptygarage.jp/order/wp-content/uploads/2018/08/IMG_6873-1024x1024.jpg)
鞣し方、染め方がそれぞれ異なりますので、新品時から経年変化後の表情が全く違うものになっていきます。
世界で有名な米国「ホーウィン社」のホースハイド
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一世紀の歴史をもつ有名なタンナー「ホーウィン社」(米国シカゴ)。革のダイヤモンドとも呼ばれる馬革の最高峰「シェル・コードバン」や、「クロムエキセルレザー」というブランド革をプロデュースしていることで世界でも有名なタンナーの一つ。
今回のホースハイドは、「ホーウィン社」のレザーを主要な部分に使用しています。 正式に発表されていませんが、ホーウィン社の製品ラインナップ的に、「クロムエキセル・ホースハイド」だと思います。
「クロムエキセルレザー」とは、コンビなめしという方法で原皮をなめし、牛脂、 蜜蝋、魚脂等、4種類の油脂をブレンドしたオイルを塗りこみ皮革に浸透させた革。オイル分が多く、しっとりとした質感が特徴的で、履きこむと独特な風合いを醸し出す。
アメリカ製「ブラウンホースハイド」
特に「ブラウンホースハイド」は、自然な染色が施してあり、透明感があり色むらのある経年変化を味わえる極上の革です。指で押すだけで、染料とオイルが動き、まるで生きているような革です。写真でも、色むらがあるのが分かると思います。
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アメリカン「ブラックホースハイド」
ブラックのホースハイドは、顔料がメインとなり透明感はなく、濃いブラックが特徴です。
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特にカカト周りは、擦れることで色落ちしていき、補色をしないの場合、革のナチュラルレザーが現れます。これを茶芯と呼ぶこともあります。補色をしながら、美しくエイジングさせることで、写真とは全く異なる印象にもなります。
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Horween社のブラウンホースハイドと、ブラックホースハイドは革表面に「シボ」や「トラ柄」が少なく、比較的スムーズですので磨きこむと美しいツヤを演出することもできます。
ポーランド産の馬皮を日本で「ホースハイド」に!
トウキャップとプルループに採用されている日本製の馬革は、原皮の中でも特に肉厚で上質なポーランド産のみを厳選して使用しています。樹皮エキスを用いながらピット層に漬け込み、ゆっくりと時間をかけて繊維間にタンニンを浸透させた本ヌメ革です。また、仕上げにも一手間加えたことによって、さらなる強度ともっちりとした感触、そして履き込む程に上品な艶と経年変化が現れる最高級のホースハイドです。国産唯一のコードバンの作り手として有名な「新喜皮革」による逸品です。
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自然な風合いがある反面、「シボ」や「トラ」「血筋」などがやや多くなっていますので、ブーツは1足1足異なる表情となります。
染まり方も、革によって異なり、全面に使用した場合、下記のように1足の中で、ブラウンブラックとも言える黒や、ブラックの強い黒のホースハイドが存在します。
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どんなツートンになっていくか??
国産のホースハイドは、顔料が強くない染め方なので、上の写真のカカト部分のように「ダークブラウン」に近づいていくことが予想されます。
つまり、
ブラック Morrison は「ダークブラウンのトウ &ブラック」に変化し、
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ブラック/ブラウン Morrison は「ダークブラウンのトウ & ブラウン」に変化していくのではないでしょうか。
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ただし、それは各オーナー様がどのように補色し、あるいは補色せずに保湿だけでエイジングさせるかによって大きく異なってくるはず。
下記写真は、ホースハイドの変色例ですが、今回の国産ホースハイドに近いホースハイド x アメリカ産ブラックカウハイドを使用したブーツです。
この時のホースハイドの色抜けは非常に早く、箱にいれて保管していても一年経過した時には、枯れ草のように色抜けしていたブーツもあったほどです。
![[ウエスコ] WESCO 2014 Limited Model HORSEHIDE NARROW ENGINEER BOOTS](https://emptygarage.jp/order/wp-content/uploads/2018/09/wesco_narrow_used.jpg)
下記写真は、着用開始から6ヶ月ほど週末のみ着用した国産ホースハイドの変化例です。
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何色のMorrisonが気になりますか?
レザーの経年変化を楽しむことができるのは、断然「ブラウン」の Morrison だと言えます!レザーの味わいを重視する方には、ぜひブラウンホースハイドを手にして頂きたいと思います。
ブラックホースハイドは、ストリートの要素を併せもつアーバンアメカジスタイルに、ホースハイドというスパイスを入れたい方におすすめいたします!
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思ったよりも幅広に見える限定モリソンブーツ
完成品が店頭に入荷して、上から見下ろした時、気になったことがあります。それは、レザーをつま先に1枚追加する「トウキャップ」と、ウエスコオリジナル「ラプターソール」、通常では施されない「ダブルソールステッチ」の3種の組み合わせは、思ったよりも横幅が大きく感じたことです。見た目のシャープ感も重視するならば、サイズを少しだけ長くして横幅を抑えることも、おすすめです。 トウの大きさと形状は、幅によって異なります。同じ木型でも、例えば 10B と9E では別物の形状です。
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思ったよりもタイトフィット?
実物を試着してみて感じたもう一つのことは、「甲周り」と「カカト周り」も、想定していたフィット感よりも、小さく感じたことでした。クレープソールに使用されるBOSSトウ木型は、少し緩めに感じることが多いのですが、これならハーフサイズ小さくすることも、幅のみ細くしてオーダーをする必要性はそれほど高くないと思いました。
2019年4月15日までご予約受付中です。
WESCO ホースハイド モリソン Japan Limited Horween/Shinki Hikaku Horsehide(2019年10月末入荷予定)
価格170,640円 (税込)
ご予約には内金50,000円をお預かりさせて頂きます。
予定納期2019年10月末~を予定しております。
ORDER NOW
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